自分の嫌いなところ
昔から顔がでかい。これはもう骨格レベルなのでどうしようもないけど、どうしようもないからこその骨格ぶす
背も高くて、肩幅もあって、骨格ぶすなのにさらにデブときた
顔がでかいということは頭もでかい
さらに髪が多くて太い
だからショート、ボブが似合わない。ロングも髪質のせいで重たくただ汚くみえる
なんなら似合うの
一重で小さな目。メイクでもどうしようもできないめ。おでこが小さいからさらにパーツの配置が悪くてただのぶす
肌がクレーターだらけできたない。カバーしてないと外にも出れない
出っ歯。ゴボグチ。横から見たときのぶすさはほんといい加減にしてほしい
性格も暗くて引っ込み思案で、すぐ他人に嫉妬して。自分の思い通りにいかなければ癇癪起こして
面白いはなしのひとつでもできればいいけどただのコミュ障。人と話したくない
仕事ができるかっていわれたら、働き始めてからずっと辞めたいと思うほどに仕事への情熱なんてなくて
他の同期にくらべて出来損ないのクズ
よくいる年数だけ重ねてしまった仕事できないやつ
ぶすで根暗で性格悪くてコミュ障で仕事できなくて
もうアラサーでいい年してるのに社会性なくて
たまーに、たまーに
なんでわたし生きてんだろ。なんのために生きているんだろうって感じる
せめて何かわたしに秀でたものがあればそこに縋って生きていけるかもしれないけど
全く、これといって全く、なんでこんな不良品なんて神様作っちゃったの?ってくらいクズでのろまでいいところなんて1ミリもない
つまり生きている意味を見出せない
だれか大切なひとが、たったひとりでも家族以外でわたしを必要としてくれるひとがいればいいのに
簡単に出会いの場に行けばそれなりに恋人できそうなんて無責任に言うひとがいる。
思春期真っ只中、どこの誰かもわからない他校生の男子に、それも複数、別日に
気持ち悪いや陰口の後聞こえるように可哀想やろだなんて罵られたことのあるくそぶすの心の傷なんて知らずに
あーほんとに、簡単に消えてしまう方法があればいいのに
生きていてなんの役にも立たないなら、せめてわたしのいのちが、数秒でも数分でも必要とされているだれからも愛されている人が生きる時間になればいいのに
もうわたしがこの世にいる意味なんてないんだから